Vol.8 Part 1

Recruitment SNS

「バズる」ことより「伝わる」こと。
求人票のスペックだけでは届かない層に、カルチャーを届ける最強の武器。

Video Library
Day 8 前半

「採用のためにSNSを始めたいが、何を投稿すればいいかわからない」「流行りのダンスを踊らないと見てもらえないのか?」。
多くの企業がこうした誤解を抱えています。採用SNSの目的は「バズること」ではありません。求人票には書けない「自社のリアルな姿(カルチャー)」を伝え、入社後のミスマッチを防ぎ、本当に欲しい人材の志望度を高めること(アトラクト)です。

SNS vs Job Boards

なぜSNSが必要なのか。「リクナビやマイナビ(求人媒体)だけで十分ではないか?」という疑問に対し、明確な役割の違いを理解する必要があります。

求人媒体 (Job Boards) 条件で絞り込む「スペック市場」
  • ターゲット: 顕在層(今すぐ転職したい人)。
  • 判断基準: 給与、勤務地、福利厚生などの「条件」。
  • 弱点: 他社との差別化が難しく、条件競争(年収オークション)になりがち。
採用SNS (Social Media) 雰囲気で選ばれる「ファン市場」
  • ターゲット: 潜在層(いい会社があれば考えたい人)。
  • 判断基準: どんな人が働いているか、オフィスの空気感。
  • 強み: 条件が悪くても「この会社が好き」「この人と働きたい」という動機で採用できる。

Platform Strategy

「SNS」と一括りにするのは危険です。媒体ごとにユーザー層も文化も全く異なります。重要なのは「多面性」です。同じコンテンツを使い回すのではなく、その場所のルールに合わせて「会社の異なる顔」を見せることが、信頼と共感を生みます。

認知・世界観
Z世代の就活は「タグる(ハッシュタグ検索)」が基本。ビジュアルで直感的に「おしゃれ」「楽しそう」と感じてもらう場所。
🏆 勝ち筋:オフィスの内装、社員ランチ、ストーリーでのQ&A
拡散・エンタメ
圧倒的な拡散力(アルゴリズム)で、無名の会社でも数万人に届く可能性がある。ただし「面白さ」が必須。
🏆 勝ち筋:社長イジり、社員の裏側、あるあるネタ
理解・ファン化
情報の密度が最も高い。ショート動画で興味を持った層を、長尺動画で深くクロージングする場所。
🏆 勝ち筋:社員の1日密着、創業ストーリー、本音座談会
本音・テキスト
「中の人」の人格が重要。綺麗な建前よりも、クスッと笑える本音や、業界の有益情報が好まれる。
🏆 勝ち筋:人事の独り言、業界ニュース解説、他社との絡み

The Winning Flow

各媒体をバラバラに運用するのではなく、連携(リレー)させることが勝利の方程式です。「広く浅い認知」から「深く狭い理解」へと誘導します。

01

認知 (Discovery)

TikTokやInstagramのリール(ショート動画)で、「なんか面白そうな会社がある」と気づかせる。

02

興味 (Interest)

プロフィールリンクからYouTubeや採用サイトへ誘導する。「もっと知りたい」と思わせる。

03

理解 (Understanding)

YouTubeの長尺動画(社員インタビュー等)を見て、「自分もここで働きたい」と自分事化してもらう。

04

応募 (Action)

ファンになった状態でエントリーする。この時点で志望度が高いため、内定承諾率も格段に高い。

"Buzz" Trap(バズの罠)

最もやってはいけないのが、「本来の社風とかけ離れた演出」でバズろうとすることです。
真面目なコンサル会社なのに、TikTokで流行りのダンスを踊っても、「ふざけている」と敬遠されるか、入社後に「思っていたのと違う」と即退職されるだけです。
SNSは「化粧」をする場所ではなく、「素顔」を魅力的に見せる場所です。嘘をつかないことが、最強のブランディングです。

Understanding Check

Vol.8-1 理解度テスト / 全10問

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