言いたいことを飲み込まず、攻撃もせず。
「対等」な関係を築くための、プロフェッショナルな伝え方。
Day 10 後半の学習用動画リストです。
アサーティブな対話術を実践します。
「言いたいことがあるけど、波風を立てたくないから黙っておこう」。これは日本企業でよくある光景ですが、この「沈黙」こそが組織のリスクです。
アサーティブ(Assertive)とは、自分の意見も相手の意見も大切にする「対等で誠実な」コミュニケーションのこと。攻撃的でも非主張的でもない、第3の道を選びましょう。
コミュニケーションには3つの型があります。目指すべきは、もちろん真ん中の「アサーティブ」です。
自分の意見を押し通す。
相手を支配・軽視する。
「ジャイアン」タイプ。
自分も相手も尊重する。
対等に意見を交わす。
「誠実な大人」タイプ。
自分を抑えて相手に従う。
後で不満を言う。
「我慢する」タイプ。
言いにくいことを伝えるとき、感情的にならずに要望を伝えるフレームワークが「DESC法」です。この順番通りに話せば、角を立てずに主張できます。
客観的な事実だけを伝える。主観や感情は入れない。
「会議が14時からですが、現在14時5分です」
事実に対する自分の気持ちや意見を伝える。
「開始が遅れると議題が終わらないので、私は心配しています」
具体的で現実的な解決策を提案する。
「次回からは5分前には集まるようにしませんか?」
提案が受け入れられた場合(YES)と、そうでない場合(NO)の結果を伝える。
「そうすれば定時で終われます。もし難しければ、議題を減らす必要があります」
人間関係は「近づきすぎると針が刺さり、離れすぎると寒い」というジレンマがあります。
アサーティブな関係とは、ベタベタすることではありません。「お互いが傷つかない適切な距離感」を保ちながら、信頼関係を築くことです。
相手の意見に反対でも、否定する必要はありません。
受信(Receiving): 「あなたの意見は聞きました(理解しました)」
受容(Accepting): 「その意見に賛成です」
まずは「受信」のサインを出すこと。「なるほど、あなたはそう思うんですね」と返すだけで、相手は「受け止められた」と感じ、敵対心が消えます。同意する必要はありません。
Vol.10-2 理解度テスト / 全10問