Vol.11 Part 1

Adlerian Psychology

トラウマを否定し、未来を変える勇気。
ビジネスパーソンのための「嫌われる勇気」実践編。

Video Library

Day 11 前半の学習用動画リストです。
アドラー心理学の基礎を学びます。

「あの人は過去にトラウマがあるから、暗い性格なんだ」。これはフロイト的な「原因論」です。しかし、アドラーはこれを真っ向から否定しました。
「トラウマなど存在しない。人は『他者と関わりたくない』という目的のために、自ら『暗い性格』を選択しているのだ」。
この衝撃的なパラダイムシフトこそが、私たちが変わるための鍵です。

CHAPTER 01 Etiology vs Teleology

なぜ人は変われないのか? それは「過去(原因)」のせいにするからです。アドラー心理学では、「未来(目的)」が行動を決めると考えます。

原因論 (Etiology)

「過去の出来事」が今の自分を決める。
過去は変えられないため、人は変われない。
(例:親に愛されなかったから、自信がない)

目的論 (Teleology)

「未来の目的」が今の行動を決める。
目的を変えれば、人は今この瞬間から変われる。
(例:挑戦しない言い訳を作るために、自信がないフリをしている)

CHAPTER 02 Separation of Tasks

対人関係のトラブルのほとんどは、「他者の課題への介入」か「自分の課題への介入を許すこと」から始まります。
「その選択の結末(責任)を最終的に引き受けるのは誰か?」と考え、他人の課題を切り捨てましょう。これを「課題の分離」と呼びます。

🟢 自分の課題 (Control)

  • 自分が相手を信じること
  • 自分が誠実に仕事をすること
  • 自分が意見を伝えること

🔴 他者の課題 (No Control)

  • 相手が自分をどう思うか
  • 相手が自分を裏切るかどうか
  • 相手が不機嫌になるかどうか

「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」

CHAPTER 03 Community Feeling

課題を分離したら、人は孤独になるのでしょうか? いいえ、逆です。
承認欲求(他者からの評価)から自由になることで、初めて対等な横の関係を築けます。そのゴールが「共同体感覚」です。

① 自己受容
(ありのままの自分を認める)
② 他者信頼
(敵ではなく仲間だと信じる)
③ 他者貢献
(仲間の役に立つ)

🎁 勇気づけ (Encouragement)

他者に貢献していると感じられた時、人は自らを価値ある存在だと思えます。これを「貢献感」と言います。
上司として部下を育てる際、「褒める(縦の関係)」のではなく、「ありがとう(感謝)」と伝えましょう。それが相手に貢献感を与え、困難に立ち向かう「勇気」を与えます。

Understanding Check

Vol.11-1 理解度テスト / 全10問

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